ELEGANT VOICEとは、鹿児島にてミックスボイスをはじめ、「高音」に特化した発声技術を指導している、ボイトレ専門教室です。
科学的根拠に基づいた世界二大ボイトレ・メソッドを駆使したレッスンが、最大の特徴と言えます。
指導者は、鹿児島初のSVCライセンスを取得した公認ボーカルコーチ「エレ様」です。
2024年5月1日、けん様 (40代 男性)の体験レッスンを実施させて頂きました。
けん様のカウンセリング内容
素晴らしいチャレンジ精神ですね!
確かにこの時期は多いです、3月・4月・5月は新生活で新たなチャレンジを思い立つ季節ですからね。
そんなけん様ですが、目標としては「高い声で大きく歌いたい」「X JAPANのRusty Nailが歌えるようになりたい」とのことでした。
ELEGANT VOICEは「高音発声」を売りにしている為、やはり高音を出したいという方が数多くレッスンを受講されてくださいます。
任せてください!それではけん様のレッスン内容を紹介させて頂きます。
体験レッスンの内容
Mum(マン)の発音×5トーンスケールでアセスメント。
けん様の発声を聴いて驚かされました、地声がかなり高いタイプです。
ここまで高い方は過去に一人(SVCメンバーの方)しかレッスンしたことがありません。
ボイスタイプとしてはプルチェストですが、E5(5番目のミ)辺りまで地声で出ています。
地声を無理やり張り上げて発声している、とても危険な状態です。音程はフラット(下がる)傾向にあり、声帯にかかる負担も大きく、いかんせん歌っていて苦しい、ポリープや声帯結節といった故障のリスクも高まります。
https://elegant-voice.com/method/
けん様には、プルチェストであることをお伝えしました。
ですがこれだけ地声が高いので、鍛えて地裏がミックスされれば「X JAPANのRusty Nail」も余裕で歌えます!
因みにこれはご本人にお伝えし忘れたのですが、高音に特化した声帯である為、逆に低音域が平均よりも出ませんでした。
一般的には、高音が平均を遥かに上回るほど出る場合は、低音域は平均以下になる場合が多いです。
しかし中には例外的に、高音も低音もめちゃくちゃ出る人もいます(例えばback numberの清水 依与吏)。
最初のツール選びを迷いましたが、取り敢えずで処方するにはNay(ネイ)でしょってことで、オクターブスケール×Nayを試すと、それだけで引っ掛かりがなくスムーズにE5まで上がれました!
これにはご本人もびっくり(笑)。Nayは声帯を薄くするというロジックを説明。
Gee(ギー)だと口を横に開く日本語の「イ」になってしまい、トップノートが苦しそうだった為、手で口角を押さえさせて強制的に口を縦に開かせると、一気にラクそうになりました。
さらにGoo(グー)だと上下の歯がくっ付いてしまった為、親指を噛ませて強制的に口を開かせると、元々声量がある方ですが、さらに声量が増しました。
最後にGoh(ゴゥ)のエクササイズで終了、本日のエクササイズの中で最も綺麗にできました。
総括
けん様はプルチェストでしたが、地声がかなり高いタイプだった為、ちょっとしたエクササイズでたちまちラクにE5(5番目のミ)まで発声できてしまいました。
これを繰り返していき、体に声帯の使い方を覚えこませれば、「X JAPANのRusty Nail」は確実に歌えるようになるでしょう。
Vocology(発声学)に則ったボイトレ教室だからこそ提供できる、高品質なレッスンを体感して頂けて良かったです。