コラムがいっぱい– ボイトレコラム –

このボイトレ・コラムは、鹿児島初のSVC公認ボーカルコーチであるエレ様が、ボイトレ難民救済の為に役立つ情報提供や、ボイトレ業界に潜む闇に鋭いメスを入れていく、そういったコラムです。
エビデンス・実体験・データといった、根拠に基づいた記事から、エンタメ記事までお楽しみいただけます。
(※注)記事内で使用している画像は、スタジオジブリが公式に使用を認めてくれている物です。
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『粉雪 / レミオロメン』‐ミックスボイスでも意外と歌えない・難しい理由‐
冬が近づくと歌いたくなる(なんなら夏でも歌いたい)名曲、レミオロメンの『粉雪』。 ですがこの曲、歌ってみると意外と難しく、「高音がキツくて最後まで持たない」という男性が非常に多いのです。 高音と言っても、「めちゃくちゃ高いわけではない」のに... -
利きミックスボイス・ベルティング‐Uruと優里・back number発声比較‐
【そもそもミックスボイス・ベルティングとは?】 ミックスボイスとベルティングの聴き分け方をお伝えするその前に、そもそもミックスボイスとは何か、そしてベルティングとは何かを簡単に説明いたします。 ミックスボイス ミックスボイスは一般的に、「地... -
ベルティングボイスの出し方(やり方)・練習法‐ベルトが凄い男性歌手も紹介‐
昨今の情報化社会において、ミックスボイスについての情報はたくさん出回っています。 既に私自身、ミックスボイスとは何者なのか、更にその練習法についての記事も執筆しております。 ですが、ベルティングについての情報はまだまだ少なく、特に練習法に... -
ミックスボイスが裏声っぽい?出来ない原因‐チェストボイスの重要性‐
ミックスボイスが一向に出せずに、悩んでいる人は多いと思います。 かく言う私もその一人でしたから…。 23歳の時に受けたオーディションで、審査員を務められた楽器店のスタッフさんから、「音程が全く合っていない」と指摘されたことが悔しくて、そこから... -
李庸學「ミックスボスは声区(ミックスレジスタ)、誰でも出せる」②‐声帯振動編‐
こちらの記事は、【「ミックスボスは声区、誰でも出せる」①】というタイトル記事の続きとなっております。 まだ上記添付の記事をお読みになられていない方は、エピソード①から読み進めた方が、話の流れが理解できるかと思いますが、ことの経緯を簡単に説明... -
李庸學「ミックスボスは声区(ミックスレジスタ)、誰でも出せる」①‐声区証明編‐
科学的ボイトレのアンチに対して、イチイチ構っていたらキリがないので、この記事を執筆するべきかは正直かなり迷ったのですが… 「日本が世界に誇る医学ボイストレーナー」である、李庸學(り・ようがく)先生を紹介するいい機会だと思いました。 それともう... -
歌の表現力・抑揚は「Aメロは抑えて、Bメロから盛り上げ、サビで爆発」?
タイトルにもある通り、歌の表現力・抑揚に関して、「Aメロは抑えて、Bメロから盛り上げ、サビで爆発」という概念を本当によく耳にしますよね。 歌における、曲の構成を意識した表現のビルドアップですが、これって本当に正しいのかを考えたことはあります... -
歌の表現力・抑揚が爆上がり!がなり声もできる‐CT・TA・LCAのバランス‐
「あなたの歌には表現力・抑揚がない」と言われ、悩んでいる人は決して少なくないと思います。 かく言う私も、かつては表現力・抑揚で悩まされたうちの一人でした。当時、指導を受けていたボイストレーナーや、コンテストの審査員からも決まって言われるの... -
ミックスボイスができない歌手?優里は?‐ハイラリンクス・ライトチェスト等の発声‐
【全ての歌手がミックスボイスで歌っているわけでは無い】 ミックスボイス推奨派のボイストレーナーである私ですが、決してすべてのシンガーがミックスボイスで歌っているわけでは無いことも重々承知しております。 ※ベルティングのような、ミックスボイス... -
なぜリップロール(SOVT)をやるの?効果は?‐非線形ソースフィルタ理論‐
リップロールに関する疑問は、かなり多くの方が抱えています。 ボイトレと言えばリップロールというくらい、今では定番化したエクササイズです。 ですが、「なぜこれに効果があるのか?」「具体的にどんな効果があるのか?」と聞かれたら、実はしっかりと...