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ミックスボイスを語るATSUSHIとオーイシマサヨシ‐KISS MUSICへ異議②‐

この記事の執筆者

小久保よしあき氏(ボイトレエンタメユニットBRIDGE はる先生)からSVCライセンスを付与された、科学的ボーカルコーチの“ボイトレ王子”こと、エレ様です。

SVCのライセンスを取得する際に、ウン十万円掛けて学んだ全知識、いやそれ以上の情報を、こうやってコラムとして無料での公開に踏み切りました!

鹿児島のハイブリッド型ボイトレ ELEGANT VOICE講師のエレ様。
SVC公認ボーカルコーチ エレ様

(※2023年11月4日追記)
「にだいめも歌いましょう」というブログを運営する夏夫ハチさんが、この記事に対する反論記事(『kissmusicを論破!?』)を書かれていることを確認したため、その反論記事に対するアンサー記事を公開いたしました。
(※2024年9月17日現在、上記記事並びに「にだいめも歌いましょう」のブログアカウントごと削除されていることを確認した為、リンクを解除しました。)

目次

「歌手がミックスボイスで歌っている」という主張はナンセンス?

KISS MUSI代表の『 Dr.Hこと平山氏』。

「メジャーアーティストがミックスボイスで歌っているという主張はナンセンス」と豪語されています。

結論から言います、決してそんな事実はありません!!!

実は以前、『CHAGE and ASKAのASKAがミックスボイス歌唱を公言した』という記事を、既に公開しております。

「ボイトレを受けていない歌手が、ミックスボイスで歌える筈がない」と言いたいようですが、この世には、生まれながらにミックスボイスの人だって存在します。

エレ様

これが俗に言う「天然ミックス」ってヤツです。

そこで今回は第二弾として、ミックスボイスについて2人のメジャーアーティストが語っている動画を紹介させて頂きます。

この記事を読んだ貴方は、きっとミックスボイスを習得する意義が理解できると思います。

ミックスボイスを語るEXILE ATSUSHI

まず最初に紹介するのは、EXILEのATSUSHIです!

彼の公式YouTubeでファンからの「ミックスボイスの出し方は?」という質問に対して、実演を交えて解説してくれています。

胸に響くチェストボイスと頭に響くヘッドボイスの間の声をミックスボイスと解説しています。

(※2023年11月6日追記)
ミックスボイスの科学的な定義は、ミックスレジスタという声帯振動パターンです。

ミックスレジスタ
地声と裏声の中間の声帯振動パターンであり、声帯振動がほぼ並行に行われる状態。

このミックスレジスタですが、言い換えれば、地声(音声学的にはモーダル)、裏声(音声学的にはファルセット)の間に存在する、「ミックス」という声区であるともいえます。

ですので、ミックスボイスに対するATSUSHIの認識は、科学的のも間違っていないと言えるわけです。

エレ様

ATSUSHIはESPの専門学校出身ですので、そこでミックスボイスを学んだのかもしれませんね。

ミックスボイスだと「苦しい」っていうのが(表現で)出る、と主張するATSUSHI

さらに【最後の雨 / 中西保志】を歌いながら、「(男女の別れで心が)苦しい曲なのにヘッドボイスだと綺麗に成りすぎて苦しさが表現できない。」と解説を続けます。

(ミックスボイスだとヘッドボイスより声に厚みがあるので)「苦しい!っていうの(感情)が出る」という旨の発言をされていますね。

エレ様

流石は歌手の中でも表現力に長けた一流アーティストのATSUSHIです、説得力がありますね!

エレ様

ミックスボイスだと本当に表現力が増すのです。

エレ様

是非、私の実演ショート動画もご覧ください。

ミックスボイスを語るオーイシマサヨシ

さて、次に紹介するのは、超実力派アニソン歌手のオーイシマサヨシです!

彼はラジオで度々、ミックスボイスについて語っている(発声の実演も有)ことで非常に有名です。

オーイシマサヨシは「地声と裏声をミックスしたものがミックスボイスという歌唱方法」であり、「裏声を地声っぽく出すのがミックスボイス」であると解説しています。

また、地声だと限界が来るが、ミックスボイスを使えば裏声の音域まで地声のように出せるので、裏技だとも語っています。

(※2023年11月6日追記)
このオーイシの定義に関しては、もしかしたらオーイシマサヨシ独自の見解であり、決して科学的な声帯振動パターン・声区としての言及とは言えなかったかもしれません。

※この記事を執筆した「2023年6月19日時点」においては、このオーイシの発言「地声と裏声をミックスしたものがミックスボイスという歌唱方法」という部分を、私は「地声と裏声の間の声区」を指していると解釈。

そして、「裏声を地声っぽく出すのがミックスボイス」という部分を、「ミックスレジスタ」だと解釈してこの記事を執筆したのですが、この2点に関しては、私の「過大解釈」だったかもしれないと、今になって反省しております。

「にだいめも歌いましょう」ブログの夏夫ハチさんに指摘され、改めて自身で読み返してみて、確かにこれらが「本来のミックスボイスを指しているとは限らない」なと、こちらに関しては反省した次第です。

エレ様

この点に関しては、申し訳ありません。

よって、そこをご理解した上で、ここから先は読み進めて頂きますよう、お願い申し上げます。

「髭ダンの藤原君はミックスボイスの新人類」という主張のオーイシマサヨシ

オーイシは名指しで「Official髭男dism 藤原君はミックスボイスの新人類」だと語っていることから、よほどヒゲダンの実力を買っているのでしょうね。

因みにオーイシ自身は、ミックスボイスでも歌えるものの、自分らしくないので基本は使わないと公言されています。

エレ様

私がオーイシマサヨシの発声を分類するなら、ミックスボイスよりパワフルな発声である、ベルティングです。

ベルティング
甲状軟骨が後傾することで声帯が短縮され、分厚い状態でもある程度の高音を発声することが出来る技術。

ハードロックは地声ハイトーン?

https://kissmusic.net/one/mixvoice/

ここでKISS MUSIC 平山氏の発言を紹介すると、「ハードロックは地声ハイトーン」であり、無知なボイストレーナーがミックスボイスと間違えたらしいのですが…

オーイシマサヨシは「ミックスボイスとは古くはハードロックの象徴だった」とも語っており、KISS MUSIC 平山氏の「ハードロックは地声ハイトーン」発言を真っ向から否定しています。

エレ様

ディープ・パープルのハイトーンが地声だなんて言い張る人は、発声のアセスメント能力が著しく欠落しており、歌の指導者失格なんじゃ…

エレ様

百歩譲って、地声でハイトーンが出せるとしても(事実、出せる人もいます)、声帯ポリープ等のリスクは考えないのでしょうか

オーイシマサヨシ自身がボイトレを受けている動画を紹介

(2023年12月30日追記)

オーイシマサヨシ自身がボイトレを受けるという企画の動画が公開されましたので、ご紹介させて頂きます。

指導されているのは、未歩さんという方です。

動画内で指導されている未歩さんという方のメソッドまでは判断できかねますが、「甲状軟骨を前傾させたい」と発言されていることから、ベルティングは非推奨な指導者なのかな、と考察できます。

エレ様

なぜなら、ベルティングは甲状軟骨を後傾させるからです。

まとめ

世の中には、「メジャーアーティストがミックスボイスで歌っているという主張はナンセンス」等と、豪語するヤバい輩がいます。

他人と違う主張をすることで注目を浴び、アクセスを集める、いわゆる炎上商法に走ったのでしょう。

ATSUSHIにしても、オーイシマサヨシにしても、「ミックスボイスは地声と裏声の間、地声と裏声をミックスしたもの」と解説しており、実際にポップス歌手が使用していることを語っています

ネット上で「ミックスボイスで歌う歌手など存在しない」と豪語する元プロデューサーの意見と、歌手としてメジャーの第一線でバリバリ活躍している一流シンガーたちの意見、あなたはどちらを信用しますか?

#ボイトレ #ミックスボイス

エレ様(ボイトレ王子)@鹿児島ボイストレーナー
SVC公認ボーカルコーチ
1987年6月9日生まれ、本名は石井 竜(イシイ リュウ)。
“ボイトレ王子”の異名を持つ、鹿児島初のSVC公認ボーカルコーチ。
【鹿児島のハイブリッド型ボイトレ ELEGANT VOICE】を運営。

「ハリウッド式ボイトレメソッド」を軸に、科学的根拠に基づいた発声指導を行っている、発声のエキスパート。

かつて自身がボイトレ難民だった経験から、クラシカルなボイトレ業界に科学的知識を持ち込むことで、ボイトレ業界の発展に貢献している。

‐受賞歴‐
2017年 TOP IN TOWN 優勝
2018年 ジェネステ 決勝進出
2019年 ジェネステ 決勝進出
2019年 日本カラオケボックス大賞 城山ストアー賞(3位入賞)
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